コラム印象的なCMを生み出す特殊造型

2015-05-09|

印象的なCMを生み出す特殊造型

 15秒間で視聴者の心を掴む 

テレビ番組の間に流れるCMの多くは15秒間、
長いものでも30秒間というとても短い時間に限られています。
CMはその短い時間のなかで、どれほど視聴者の心に強く印象付けられるかがカギになってきます。
新製品が発売されたことを伝えたいCMの場合は
商品の名前をひたすら叫んでみたり、人気の芸能人を起用してみたりと様々な手段を講じていることでしょう。
また、企業イメージCMはあえて商品を前面に出さずに企業理念を訴えたり、
ユニークなストーリー仕立てで社名を印象付ける方法が良く見られます。
いずれにしても、短い時間で視聴者の心を掴むためにはインパクトが必要不可欠。
インパクト抜群なCM作りのために、特殊造型の活用をご提案致します。

 本物にしか見えないアニマトロニクスの技術 

広告業界では、動物と子供は視聴者の目を引くためのアイキャッチとも言われています。
中でも動物はその時代時代のムーブメントを作るほど人気になり、
動物の人気が拡大すればするほど企業や商品も拡大していきました。
ウーパールーパーにアルパカ、エリマキトカゲや白いイヌなど、
ひとたび人気となってしまえば動物を見るだけで企業イメージに直結させることも可能です。
しかし、本物の動物は人間の思い通りに動いてくれるとは限りません。

そこで使われるのがアニマトロニクスと呼ばれる特殊造型技術です。
特殊造型ですから、本物の動物では不可能な動きをさせることも可能なうえ、
本物を使うことが不可能な猛獣などの演出も容易に実現できます。
CMで人気となった動物にアヒルもいますが、
アヒルを人間の言うとおりに動かそうとしてもまず無理ですよね。
また、実際に存在していない動物や既に絶滅してしまった動物を
商品や企業のキャラクターとして作りだすことも可能なため、
視聴者に与えるインパクトは充分だと言えるでしょう。

 特殊メイクと特殊造型 

CMで使われる特殊造型はアニマトロニクスだけにとどまりません。
有名タレントを活用したりストーリー仕立てにしたりするときに特殊メイクを施すことが多々あります。
設定が宇宙人だったり、妖怪やお化けだったりする場合は
同時に特殊造型も取り入れられることが少なくありません。
いつも見慣れた有名タレントのいつもと違う姿はアイキャッチとして有効な上、
特殊造型で彩られた世界観によって最終的にはCM自体を印象付けることができます。
特殊メイクと特殊造型はCMという短い時間の中にあっても切っても切れない関係であると言えるでしょう。

一覧に戻る

mercari1

 

2015-05-09|
RECOMEND COLUMN