映画やTVなどでよく目にする特殊造型や特殊メイクは、リアルすぎて目を疑います。
一般人の方でも、ハロウィンの仮装のときなどにセルフで特殊メイクをしている人をよく見かけます。
これは、特殊造型や特殊メイクが注目されてきている証拠だといえるでしょう。
近年、CGがよく使用されるようになってきましたが、
CGにも負けないくらい特殊造型や特殊メイクは進化をし続けています。
今回は、リアルな動物の動きを再現する特殊造型や特殊メイクについてご紹介します。
広告業界には、3Bと呼ばれるものがあります。
3Bとは、美人、赤ちゃん、動物の英単語の頭文字をとったもので、見る人の目を引くための
「アイキャッチ」効果があると言われています。
その動物の人気が出れば出るほど広告効果が増し、企業や商品の拡大につながるとも言われています。
「この動物を見ると◯◯の企業を思い浮かべる」など、企業のイメージに結びつけることも可能です。
動物の中でも、犬と猫は特にアイキャッチ効果が絶大です。
有名なCMでも、よく犬や猫が起用されていることからもわかります。
動物が起用されているCMなどは、確かに印象に残りやすく、タレントやキャラクターと同じで、
どこの企業なのか意識しなくても勝手に頭に入っているはずです。
よくペットとして飼われている動物など、
身近でよく見かける動物であるほど高感度が高いといわれています。
しかし、実際に生きている動物を使用するとなれば、
すべて人間の思い通りに動いてくれるわけではないので扱いが非常に困難です。
そこで、生きている動物の代わりになるのが、動物の特殊造型や特殊メイクです。
特殊造型や特殊メイクは注目を浴びているので、本物の動物より目を引くことができるのではないでしょうか。
特殊メイクでも、リアルな動物の動きを再現することができます。
撮影映像で毛並みや皮膚など細かい部分まで見ても、本物かどうか見分けがつかないほどです。
動物を出して、インパクトを与えたいのであれば、特殊造型や特殊メイクを使用すると良いでしょう。
もうすでに絶滅してしまった動物や、めったにいない動物、借りると高く、
思うような画が撮れない動物なども、リアルに再現することが出来ます。
また、芸能人など有名なタレントさんに特殊造型や特殊メイクを施すことによって、
CMなど短い時間の中でもアイキャッチとして有効です。
映画でも、本物と違って偶然を狙うこともなく、きちんと演技できるので、予定通りの映像を作ることもできます。
制作費や撮影時間だけの問題でなく、ゴリラやライオン、鯨など、
大きかったり危険だったりする動物などは、特に特殊造型や特殊メイクがおすすめです。